2008年01月29日

冬場に気をつけること。陰陽・五行

こんにちわ。 まさやんです。

ここ最近爆弾低気圧の影響もあり、冷え込みがきついですね。

風邪などで体調を崩してはいませんか?

今日は、東洋医学的に考える冬場の健康管理について書きましょう。

とはいっても、基本的には以前にも書きました規則正しい生活がベースです。

気をつけるポイントを最初に3つ書いてしまいましょう。

・飲食では適度な塩分をとる。(五味:酸・苦・甘・辛・塩の考え)

・水分摂取量に気をつける。(体・臓器を冷やさないため)
 一日の水分摂取は1〜1.5L以下にしましょう。腎臓の疲れを防ぐため。

・生活のリズムをゆったりとする。(規則正しく)


それに加えて、もう少し詳しいところまで書きましょう。


まず、基本的な知識として、東洋医学には物事をまず二つに分けて考える「陰陽論」(なんでも二面性があるという考え方。男と女、光と影、上と下、右と左、など)があります。

それらを分化させていき考えられた弁証(状態の把握)などは今でも使われています。(八網弁証の陰陽・虚実・寒熱・表裏など)

さらにそれを3つに分けたり、5つに分けたりする考え方も考えられました。

その中でも、人の体(季節や内臓など)と対応させ5つに分けると考えたものを「五行論」といいます。(かなりこじ付け的な部分もあるのですべてが今使われているわけではありませんが。。w)

昔から、季節と内臓(臓腑)の間に密接な関係があると考えられています。(この考えは経験的にも、理にかなっているので使えるものだと思います。)

たとえば、五臓でいえば。(五季との対応)

肝(臓)= 春
心(臓)= 夏
脾(臓)= 長夏(土用のこと、各季節の代わり目前後の18日間)
肺(臓)= 秋
腎(臓)= 冬

です。

それぞれの季節に対応した臓に対する症状が出やすい季節であるといえます。

今日は冬場の生活についてですから、腎臓が関係してくるわけです。

腎臓とは、簡単に言うと体の中で尿を製造する機関です。水分の再吸収を行い、老廃物を取り除きながら、効率的に体の中の水分量、PHを調整している場所です。ほかにも、血圧の調整とも密接な関係がある臓器です。

東洋医学的には、腎とは蔵精を司る。生長・発育・生殖を司る。
水を主る。など、他にもさまざまな役割があるといわれています。

人の体において一番大事なもの。先天・後天の元気(精)が貯蔵さてれいるのが腎臓という考え方です。

精がないと人は生きていけません。もともと持って生まれた先天の精と飲食などによって体に取り込む後天の精によって人は活動し、生きているという考えです。

その部分(腎臓)が冬になると弱りやすい(腎の症状が出やすい)のです。

例を挙げると、

手足の冷え
腰痛・腰の冷え
膝の痛み(その他、関節痛)
尿の症状(頻尿・遺尿など)
耳の症状(耳鳴り・難聴など)
恐がる(驚きやすくなる)

などでしょうか。

なんでそれが? 腎臓と関係あるの?と思われる症状もあるとおもいます。

そう考えてくださったあなたは東洋医学を知るとハマル人だと思いますw

冷えに関しては、季節柄当たり前じゃないの? と考えがちですが、腎臓も深くかかわっています。腎臓の水分調整によって、人の体温は調整されているからです。コントロールが狂い水分が多くなれば冷えやすいのです。余計に温度を奪われるからです。

耳の症状も水と関わりがあります。難聴や耳鳴り、他にも現在まだ原因がはっきりしないものも含めた耳の症状は、三半規管における異常(内リンパ水腫)なども関わりが深いのではないかといわれています。

腰痛・膝などの関節痛においても、面白い考え方をしています。先ほど書きました「先天・後天の精」とも深く関わりがあります。

人の構成成分として、支えになるものは骨(骨格)です。骨格は生まれながらに(先天の精や後天の精を用いて)して徐々に成長する部分です。腎が元気であるときは、この骨格も成長が盛んで、骨も丈夫になると考えられたのです。

ですから、その腎の働きが落ちると関節痛(骨の痛み)などが起こりやすいのです。

先天・後天の元気(精)が骨と関わりあるとイマイチ理解しにくいかもしれませんが、これを想像してください。

昔の女性は、たくさんの子供を生みました。一家に子供が5人も6人もという家庭では、お母さんは年齢関係なく「歯」がボロボロになりやすかったのです。歯とは東洋医学では骨の余りといわれるます。これがボロボロになるというのは、元気(精)を子供に与えてしまったために起こると考えられます。

ですから、少子化の現在ではこのような歯がボロボロの母親はあまり見られないのではないでしょうか?

もちろん食物がよくなり、栄養(後天の元気)が充分であるということも言えるとおもいますが。。。w

次に、恐がる(驚きやすい)についてです。
これは、五志の考え方と対応します。
(ついでに五味も書きましょう。)

蔵  五志  五味   五季

肝: 怒 : 酸    春
心: 喜 : 苦    夏
脾: 思 : 甘    長夏
肺: 悲 : 辛    秋
腎: 恐 : 塩    冬

という風に対応しています。

見方としては、肝臓が病むと怒りやすくなり、適度な酸味によってこれを改善できる。といった感じです。先ほどの五季とも対応できます。春先に肝臓の症状は出やすいです。

ちなみに冬の臓器である腎臓は、腎が病むと驚きやすくなり、少しのことでもビクビクしやすくなる。適度な塩分摂取により、腎の働きを助け(水分調整なども含む)ることができる。といった感じです。

最初はピンと来ないかもしれませんが、意識的に物事を考えながら生活していると、なかなかシックリくる法則だったりしますw

周りに驚きやすい人いませんか? ちょっとした物音で「ビクッ!」と驚いたりw そういう方は、腎が弱ってるかもしれませんよw

そのほかにも いろいろな考え方ができます。「陰陽」や「五行」といった考え方は、分析方法としては面白い考え方で、今でも充分使えるものも多いです。興味があればまた聞いてくださいw

なんだか取り留めのない話になってしまってすみません。今回はこのくらいでw
posted by 駆け出し鍼灸師 at 09:24| Comment(4) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Σ(- -ノ)ノ エェ!?
腎臓から腰痛になったりするんだねぇ!!><
適度な塩分。。。
@日に2ℓくらぃゎ飲んでマスww
それってダメ??(焦)

あとねぇwシゴト柄もあるんだけども。寒くて足がむくんだりするんだケド、なんかいぃ対策法ありますかぁ?♪センセイ^^
Posted by 彩. at 2008年01月31日 00:43
むくみに関しては、もちろん鍼灸治療も適応ですが、日常的にできるのは運動ですね。

関節部分をしっかり動かすことで、体の中の血液の循環や体液の状態をコントロールできますのでむくみにくくなります。
それでも改善しにくい状態であれば、内臓に疲労がたまっている可能性も。。。
心や腎が疲れると手足や顔にもむくみが出やすくなりますから、早めに治療し改善できるといいですね。
いつも質問コメントありがとうございます。
Posted by まさ at 2008年02月02日 05:54
健康には気をつけているねんけどつもりだったようで…
風邪を引いてしまいました(ノ∀`*)ノタハハ
花粉、飛んでる??
まだやんね;
この時期は風邪か花粉か分からなくなって困ります;
水を少なくは意外!!
でも、元々飲む量が少ないから嬉しいかも♪
Posted by アー。 at 2008年02月05日 17:55
風邪ですか。忙しそうだったし、日々の疲れと緊張の糸が切れたことから引いたのかな?
無理しないで早めの安静・休養で体力回復させてね。

花粉はそろそろ怪しいみたいですねw
風邪にせよ、花粉にせよ防備しっかりしてください。
水分摂取は今のままでどうぞw
食べすぎには注意ですよw
Posted by まさ at 2008年02月06日 16:05
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